ネットワーク構成までシンプルにする仕組み
Cisco UCS の技術をベースに開発されている Cisco HyperFlex は、Cisco UCS ならではの強みであり、多くの実績と評価を得ているネットワークの統合とシンプル化のメリットを同じように享受できます。下図のように、同一のファブリック インターコネクト配下にCisco HyperFlex と Cisco UCS を混在させることも可能で、さらに仮想インターフェイス カード(VIC)により、ネットワークの冗長化構成を取りながら物理的なケーブルは 1 ノードあたり 2 本だけ、ネットワーク接続するだけでハード構成が自動で認識されるため、構築やメンテナンスが容易です。これが構築期間の短縮やコスト削減に効いてきます。
小規模、拠点向けのよりシンプルな Cisco HyperFlex Edge
Cisco HyperFlex Edge は、リモート オフィスやブランチ オフィス向けのシンプルなソリューションです。通常の Cisco HyperFlex の構成と異なり、ファブリック インターコネクトの代わりに Cisco Catalyst シリーズや Cisco Nexus シリーズ、他社製スイッチなどによる既存のネットワークを利用します。1Gbps のネットワーク内でハイパーコンバージド インフラによる自動化のメリットを得ることができます。 Cisco Intersigh(P11 を参照)を使えば、クラウドから全国に拡がる Cisco HyperFlex や Cisco UCS を管理サーバを設置することなくをまとめて管理可能です。